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第129回直木賞候補作。犯罪加害者の親族の視点から、その心情の動向を丹念に追った社会派小説の傑作。身寄りのない兄弟の兄・武島剛志は、弟・直貴を安心して大学に入れてやりたいという一心から懸命に働くが、体を壊し職を失ってしまう。どうしても弟の学費を工面したい剛志は資産家の老婆の屋敷に家宅侵入・窃盗を行う。しかし、窃盗のさなかを老婆に見つかり衝動的に殺人を犯してしまう。強盗殺人、判決は懲役15年。千葉の刑務所に服役することになった剛志は、月に一度、獄中から弟・直貴に手紙を送る。進学を断念した直貴は就職・恋人など掴もうとする人生の幸福すべてを「強盗殺人犯の弟」というレッテルによって手にし損ねてしまう。苦悩する直貴の元に、兄からの手紙は毎月届く。やがて剛志からの手紙は無視され、捨てられていく…。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか――。2006年に映画化もされた、犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。
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手紙/文庫
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