
この商品の詳細
- 出版社
- コトニ社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4910108216
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2025年03月01日
この商品の紹介
★レンマとロゴスを超越するあたらしい「知」のあり方★
哲学的人類学者【中沢新一】と、
現代的集合論を専門とする数学者【千谷慧子】と、
数理科学が専門で東洋思想にも深い理解をしめすAI開発者【三宅陽一郎】が、
西洋的論理と東洋的思考とを行き来しながら、
「理性」と「直観」のあいだに拡がる
未開拓の「思想」の領野を切りひらく!
《「月の裏側」とは、実在しているのに見ることのできないもの(こと)を象徴する言葉である。太陽に照らされている側は見えるのに、その裏側は地球からは見えない。しかし見えないからといって、実在していないわけではない。(…)
そこからの連想で、私たちは「0の裏側」という言い方によって、実在しているのにもかかわらず、理性で理解しつくすことのできない、数学的世界のいわば「裏側」の光景のことを表現しようとしたのである。(…)
私たちは、お互いが得意とする表現手段を用いて、数学的世界の「裏側」への道案内の本を書いてみようと、考えるようになった。(…)》
(中沢新一「はじめに」より抜粋)
0の裏側/単行本
2,470
円(税込)