
この商品の詳細
- 出版社
- ゲンロン
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4907188580
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2025年02月01日
この商品の紹介
「ヒップホップとはいったい何だろうか。
それは日本語でこの文章を読んでいる、あなたにかかわる問いである。」
──はじめにより
最後の音楽であるヒップホップは、未だ強く新しいナラティヴを生み出そうとしている。
そしてやがてそれは終わるだろう。
モダニズムという脂質と、歴史という糖に、同時に淫する、誠実な吉田の、誠実な両価性(アンビバレンス)。
──菊地成孔 a.k.a. N/K
ハイとロウ、芸術と路上、知性と野生。
異形のヒップホップ論にして、斬新な現代文化論。
批評再生塾の初代総代にしてラスボス、MA$A$HIが遂に単著デビュー!
──佐々木敦(批評家)
アメリカと日本(フッド)に引き裂かれた日本語ラップには、戦後社会のアンビバレンスが凝縮されている。緻密な楽曲分析を通し、ヒップホップの本質とこの国の「リアル」を抉る。四半世紀にわたりヒップホップと向かい合ってきたビートメイカー「MA$A$HI」が送る、衝撃の日本=ラップ論。
アンビバレント・ヒップホップ/単行本
2,690
円(税込)