
この商品の詳細
- 出版社
- えにし書房
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4867221341
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2025年03月01日
この商品の紹介
希望を胸に満州に渡った少年たちを待ち受けていた悲運……
おもに家庭の事情で中学進学をあきらめざるを得ない、優秀な高等小学校卒14、5歳の少年を対象に、昭和13(1938)年から正式募集を始めた七三一部隊の「少年隊」。元隊員の証言をもとに、その全容と彼ら悲運を明らかにするとともに、七三一部隊の概要と歴史的位置づけ、罪深き所業を追及する。
徴兵年齢に満たない少年にもかかわらず、給水班として戦場に派遣され命を落とし、生体実験をはじめ、細菌戦関連ほかのあらゆる非人道的な所業を手伝わされ、さらには実験台にまでされ、証拠隠滅をさせられたうえ、戦後は秘密厳守の厳命により、医療機関には就職できず、前歴を隠して生きざるを得なかった彼らの悲運を後世に伝える書。元「少年隊員」第一期生の須永鬼久太、4期生の清水英男氏への貴重なインタビュー(2023年)ほか中国側のものを含めた図版・写真など貴重資料多数。
七三一部隊「少年隊」の真実/単行本
2,470
円(税込)