
この商品の詳細
- 出版社
- 慶應義塾大学出版会
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4766427684
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2021年09月01日
この商品の紹介
▼先端科学から生じる新しい倫理問題とは何か。
▼キメラ動物、人工的に作られる脳や胚、操作される未来世代――
先端科学が生み出す「新たな存在」に私たちはどんな道徳的義務を負うのか?
▼基礎知識と思考法を文理問わず伝授する 、新次元の倫理学!
ES細胞やiPS細胞、遺伝子操作といった先端科学技術によって、
私たちの生活や命のあり方が大きく変わりつつある。
それは、人々の救いになると同時に、計り知れない危害をもたらす可能性がある。
先端科学が開発される現場で、倫理の問題を追究してきた著者は、
「命をどこまで操作してよいか」という問いに対峙する。
本書は、「道徳的地位」の考え方を導入することで、「命の操作」に関する代表的な問題を整理し、
リスクとベネフィットを評価しながら、何をどこまで許認めるのかを実践的に考えていく。
キメラ動物、人工的に作り出される脳や胚、果てはまだ存在しない未来世代まで、
「新しい存在」の倫理をどう考えるべきか。そのための知識と思考法を文理問わず伝授する、新次元の倫理学!
命をどこまで操作してよいか/単行本
1,480
円(税込)