
この商品の詳細
- 出版社
- 京都大学学術出版会
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4814002863
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年08月01日
この商品の紹介
明治期以降、西洋の文物が日本に流入するなかでシェイクスピア文学への関心も高まりをみせ、夏目漱石や志賀直哉など、代表的な近代作家たちが次々と悲劇『ハムレット』の翻案を執筆する。翻案とは、原作を新たな文脈にふさわしい形に書き直すことである。日本の文化にこの外国の「名作古典」がどのように浸透したのか、翻案作業の「現場」を浮かび上がらせ、日本と西洋との関係性、さらに異文化受容の本質の一端を明らかにする。
股倉からみる『ハムレット』/単行本
550
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