
この商品の詳細
- 出版社
- 左右社
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4865282795
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年06月01日
この商品の紹介
肉食は私たちの〈原罪〉なのか? 過激化するベジタリアン(ビーガン)の論理の危うさを暴き、カニバリズムや人工肉の哲学的意味の議論を通じ、「肉食は我々の義務である」と語る刺激的な哲学エッセイ。動物行動学から哲学へと横断する注目の著者ドミニク・レステルの初邦訳。
著者は語る。
「菜食主義とは、我が身を神になぞらえる人間の思い上がりである。そこには動物への愛など存在しない──。」
肉食は残酷だ、タンパク質は動物から摂らなくても十分だ……。
食肉加工場の襲撃など、テロリズムにまで過激化するビーガンの主張に、
どことなくいかがわしいものを感じるのはなぜだろうか。
人工肉や臓器移植、植物の知性、遺伝子組み換え、動物解放論など、
菜食主義をめぐるさまざまなトピックスに触れながら、
この世界で私たち人間とはいかなる存在なのか、自在に論じる注目の1冊。
肉食の哲学/単行本
1,150
円(税込)