
この商品の詳細
- 出版社
- サンライズ出版
- 出版社シリーズ
- ISBN
- 4883256853
- サイズ
- 単行本
- 発売年月日
- 2020年06月01日
この商品の紹介
高校数学と大学数学の間にあるといわれる大きなギャップとは、何だろうか。著者は自分の体験から理数系学部で学ぶ数学のベースにある最も重要な考え方は、論理学とそこから導かれた集合論にあると考えた。高校ではていねいに教えられず、大学では既習のこととして詳細な議論を省くことが多いのではないか。
こんな思いから高校数学を学んだ理数系志望の学生ならじゅうぶんに読みこなせる「論理と集合」の解説書がうまれた。
本書はれっきとした数学の本である。術語や記号をていねいに定義し、例示・例題により理解を補い、簡潔で汎用性の高い定理へと導いてくれる。大学では演習問題として片づけられることが多い定理の証明も、本書ではじつに細かく示される。
基本的に「定義」と「定理」を厳格に積み重ねていく構成であるが、堅苦しさはない。大学数学の論理にちょっと抵抗を感じたら、本書が程よい道しるべになってくれるであろう。
論理と集合/単行本
1,790
円(税込)