ログアウトしますか?

  1. ネットオフTOP
  2. 古本・中古本
  3. 産業・学術・歴史
  4. 香港カトリック教会堂の建設/単行本
古本・中古本 送料無料

香港カトリック教会堂の建設/単行本

作家 福島綾子

香港カトリック教会堂の建設/単行本

今お申し込みで170円買取中!

この商品の買取価格を調べる

買取金額50%UP
+お買物クーポン500円分プレゼント!

ネットオフで使えるクーポン

この商品の詳細

出版社
九州大学出版会
出版社シリーズ
ISBN
4798502625
サイズ
単行本
発売年月日
2019年10月01日

この商品の紹介

世俗化した近現代における「宗教」、「信仰」、「宗教建築」、そして「信徒」とは何か。この大きな問いに、本書は香港というひとつの事例の全容を提示しつつ、世界史的に位置づける。

意外にも香港には、カトリック信者が多い。香港の信者数は、日本全体の信者総数よりも多い。この背景には、カトリック教会が社会的に担ってきた役割の大きさがある。イギリスは19世紀に香港を植民地とした後、カトリック教会に教育・福祉サービスを担わせた。この見返りというかたちで、多くのカトリック教会堂が政府助成を受けて建設されるようになった。

カトリック教会堂の形態や用途は約180年の香港史において、目まぐるしく変遷した。その背景には、植民地ならではの政府と教会の相互依存的関係があり、また、香港返還が決定した後の関係激変があった。そして教会堂空間を確保するため、教会はあらゆる努力をしてきたが、それには司祭のみならず、信徒たちが重要な役割を担ってきた。

戦後に急増した香港人信徒たちは、難民としての受動的な存在から徐々に自立、成熟し、教会堂建設に参加するようになった。特に建築家やエンジニアである信徒の活躍が顕著であった。彼らの奉仕は司祭の実務的な補助者として始まったが、世界的な霊性運動の興隆に大きな影響を受け、また返還をめぐる香港社会の激動のただなかにあって、次第に、信徒自身の霊性探求を教会堂営繕に見出し、求めてゆくようになった。

本書は、教会堂という物質的なものの変遷と同時に、信者の信仰、霊性という内的な変容の過程をも描く。

香港カトリック教会堂の建設/単行本

今お申し込みで
170円買取中!

この商品の買取価格を調べる >

買取金額50%UP
+お買物クーポン500円分
プレゼント!

ネットオフで使えるクーポン

香港カトリック教会堂の建設/単行本

5,298 (税込)

週間売れ筋ランキング(歴史・宗教・民族) もっと見る

この商品を見た人におすすめ もっと見る

  • 作品がありません
    他の条件で探してみましょう!

人気タグからおすすめ商品を探す

新着タグからおすすめ商品を探す

好きな商品の関連商品を探す

おすすめの特集から探す

商品が入荷したらメールでお知らせ

取り置きではありませんので、
すぐに売り切れになる場合もございます。

商品を入荷メールに登録しました。

商品をお気に入りから登録解除しました。