乙嫁語り ＜1～15巻セット＞

乙嫁語りは、森薫による時代漫画。2008年より「Fellows!」にて連載開始。以後「ハルタ」にて連載（「Fellows!」誌名変更）。19世紀後半の中央ユーラシアの地域に住む定住民・移牧民の生活・文化・争いなどを描いたロマン溢れる作品。北方の移牧民・ハルガル家の娘ハミルは、20歳にして12歳の少年へ嫁ぐこととなった。花婿の名はカルルク。エイホン家当主の息子である。20歳は相当な行き遅れだが、ハルガル家はアミルを快く迎えた。暫くして結婚生活を迎える彼らに、ハルガル家の人間がアミルを連れ戻そうと実力行使に出る。ロシアの侵攻で緊張状態にあった北方は、アミルを改めて別の有力部族に嫁がせようとしたが、エイホン家を始めとする町人の抵抗に遭い失敗に終わった。一方、エイホン家の居候・イギリス人のスミスは、人々に別れを告げアンカラの地へと旅立つ。