賭博堕天録カイジ ＜全13巻セット＞

賭博堕天録カイジは、福本伸行による賭博漫画。1996年より「週刊ヤングマガジン」にて連載、1999年に完結。単行本全13巻。自堕落な生活を送る主人公が、あることがきっかけで借金を背負い、様々なギャンブルに挑んでいくシリーズ作品。パチンコ「沼」の勝負から半年後、借金を完済し労働施設を出たカイジは坂崎の家に居候していた。手持ちがないカイジに坂崎は手切れ金300万円を渡して追い出そうとする。その時、労働施設仲間だった三好・前田と再会し、彼らが勤める裏カジノの社長・村岡からギャンブルで巻き上げられた給料を取り返すよう依頼される。『賭博黙示録カイジ』『賭博破戒録カイジ』の続編となる。1997年、2006年には番外編「カイジ外伝」が掲載・配信された。全シリーズの発行部数は累計2000万部超え。作品は一貫して「ざわ‥ざわ‥」という独特の擬音が特徴。1998年度、第22回講談社漫画賞一般部門受賞作品。2007年に『逆境無頼カイジ』のタイトルで第1期がテレビアニメ化され、2011年に第2期が放送。また、2009年に『カイジ 人生逆転ゲーム』のタイトルで実写映画化。2011年には続編となる『カイジ 人生奪回ゲーム』が公開された。他にもゲーム、パチンコなどにもなっている。