花より男子 ＜全37巻セット＞

花より男子は、神尾葉子による少女漫画。1992年より「マーガレット」にて連載、2004年に完結。単行本全37巻。学園高校を中心とし、ギャグやコメディ要素を入れつつ恋愛やいじめ、差別といった内容で繰り広げられる恋愛作品。一般庶民である「牧野つくし」が学園内を牛耳る4人組「F4」に立ち向かいながらも恋愛をしていくストーリー。親の薦めで名門・英徳学園高校に入学した「牧野つくし」は、学園が「F4（Flower 4―“花の四人組”）」によって牛耳られていることを知る。そんな学園内に違和感を覚えるつくしであったが、それとなく平凡な毎日を送っていた。ある日、F4に花瓶の水をかけてしまい、つくしは「赤札」を貼られてしまう。いじめのターゲットとなったつくしであったが、F4の性根を叩き直すべく立ち上がる。日本一売れた少女漫画とされ、発行部数は6000万部とされている。2005年に続編となる読み切りが発表され、最終巻完全版に収録された。またコバルト文庫から15巻まで小説版が発売されている。1995年、第41回小学館漫画賞・少女部門受賞。1996年にテレビアニメ化。1997年に完全オリジナルストーリーで実写映画化。2005年から2007年まで『花より男子』『花より男子2』としてテレビドラマ化。シリーズは劇場版『花より男子F』を最後に完結。海外でもリメイクされ、2001年に台湾で『流星花園』のタイトルで、2009年には韓国で『コッポダナムジャ（花より男子～Boys Over Flowers）』のタイトルで放送された。