ベルサイユのばら 集英社文庫版 ＜全5巻セット＞

ベルサイユのばらは、池田理代子による少女コミック。「週刊マーガレット」に1972年から連載され、1973年に完結した。集英社文庫版は2009年に発売され全5巻。物語の舞台は1755年のヨーロッパ。オーストリア帝国・ハプスブルグ家の皇女マリー・アントワネットは14歳でフランスのブルボン家に嫁いできた。フランス王家を代々警護するジャルジェ家の六女として生まれた近衛士官オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェは、男子に恵まれない家系の為、父の意向で男として育てられる。異国の地で孤独を募らせるアントワネットは、スウェーデンの貴公子フェルゼン伯爵と知り合い、やがて二人は恋におちる。3人は共に18歳。この出会いから王妃マリー・アントワネットの悲劇を織りまぜて描く感動ストーリー。1974年に宝塚歌劇団により舞台化。大成功に終わり、1979年にテレビアニメ放映・実写映画化。1987年にテレビアニメ版の再編集ビデオ作品として劇場版アニメが発売された。